中国で「ゴーストタワマン」が増えている…誰も住みたくない田舎にタワマンが建つ「驚きの理由」
https://news.yahoo.co.jp/articles/18f365dd975d85c5e48a0dfafc8dbe046a8c0d94
縮小が続く中国不動産産業、その象徴的存在がかつて業界最大手だった不動産デベロッパー・碧桂園(カントリーガーデン)だ。必死に生き残りの道を模索しているが、売上は半減。危機的状況が続いている。
1月14日、碧桂園は公表を先送りしていた2023年通期、2024年上半期の決算を発表した。2024年上半期の売上は1021億元(約2兆2000億円)、前年比55%減と大きく落ち込んだ。最盛期と比べると、ほぼ3分の1にまで減少してしまった。
売上は減っても、借金が減ったわけではない。社債や銀行融資は別にしても、下請け業者への未払いなどを含む買掛金残高が4065億元(約8兆9000億円)、すでに販売済みで工事を完成させる義務があること示す契約負債が4201億元(約9兆2000億円)と天文学的な数値だ。この返済に全売上を投入しても丸4年が必要となる。
グラフに示したとおり、碧桂園は2010年代半ばから怒濤の急成長を続け、そして2020年代の不動産市場急落の波に飲まれて墜落した。この短い栄光は習近平総書記の肝いり政策に始まり、習近平政権の規制で終わった。
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