EU関税はバーボン販売に打撃 米業界団体が懸念
EUは米国産のウイスキーについて、4月1日から関税を50%に引き上げる方針だ。業界団体の米国蒸留酒協議会(DISCUS)のスウォンガー会長は12日、発表について「深く失望している」と批判した。
DISCUSによると、第1次トランプ政権下では貿易紛争が打撃となり、2020年の蒸留酒輸出額が18年から20%超減少。その後、輸出額は持ち直したが、多くの蒸留所に損害が及んだ。
インフレの長期化で消費者の財布のひもは固くなっている。スウォンガー氏は関税により「成長がさらに抑制され、各州の製造業者や農家に悪影響が及ぶ」と危惧する。欧州の大手蒸留酒メーカーなどが加盟する業界団体も、米欧の企業に「多大な損害を与える」と警告した。
時事通信 外経部2025年03月13日13時31分配信
https://www.jiji.com/jc/article?k=2025031300354&g=int
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