法人税収は「バブル期」以来の高水準、税収全体の上振れで「赤字国債」5兆円分取りやめへ
法人税は前年度比2.0兆円増の17.9兆円で、バブル期の1990年度(18.4兆円)以来の水準となった。消費税は消費や輸入の増加を反映し、1.9兆円増の25.0兆円だった。所得税は0.8兆円減の21.2兆円。24年に実施した定額減税の影響が出た。
税収が上振れしたことから、政府は赤字国債の発行を5兆円分取りやめる。歳入から歳出を引いた「決算剰余金」は2.3兆円となった。決算剰余金は半分を国債の償還に充て、残りを防衛力強化の財源などにする。
読売新聞 2025/07/02 05:00
https://www.yomiuri.co.jp/economy/20250702-OYT1T50014/