EUがウナギ規制強化提案 水産庁OB「今までのツケが回ってきた」

1: 2025/07/20(日) 07:33:55.53
 欧州連合(EU)が、ニホンウナギを含むウナギ全種について、絶滅の恐れがある野生動植物の国際取引を規制する「ワシントン条約」の対象にするよう提案し、水産庁が「ニホンウナギの資源量は十分」と反発している。

 日本は供給の多くを輸入に頼り、規制で国内流通に影響が出る恐れがあるためだ。ただ元水産庁幹部の宮原正典氏(現よろず水産相談室代表)は「今までのツケが回ってきた」と政府や水産庁のこれまでの姿勢に苦言を呈する。

 宮原氏はウナギ資源管理のための4カ国・地域協議の議長を務めた経験がある。

 ――OBとして今回の水産庁の主張をどう見るか。

 ◆「資源量が十分」という見解については疑問符が付く。稚魚(シラスウナギ)の採捕(漁獲)量は、非常に多くの要素が関わって変動しており、不安定なことに変わりはない。

 また、昔ながらの対応…(以下有料版で,残り807文字)

毎日新聞 2025/7/19 18:00(最終更新 7/19 18:00)
https://mainichi.jp/articles/20250718/k00/00m/020/247000c


続きを読む

為替