【静岡】目指せ「静岡ならばアレ」 土産購入額底上げ願い市がアイデア募集

1: 2025/08/31(日) 15:40:42.02
浜松市ならば「うなぎパイ」。

では静岡市は――。

観光客が土産品の購入に充てる額が全国平均よりはるかに少ない静岡市は、駅や観光スポットで定番として買ってもらえる食の土産品を新たに作りだそうと、アイデアコンテストをスタートさせた。入賞アイデアは、市が事業者とつないだり販路開拓を支援したりして、2026年度中の商品化を目指す。

観光宿泊客1人当たりの土産消費額は全国平均7915円に対し、静岡市は2815円。

そこで市は、観光消費を底上げして地域経済の活性化につなげるため土産品の開発を目指すことにした。

募集するのは、誰でも応募できる「アイデア部門」と、市内の事業者などが新規開発か既存商品をリニューアルする「商品開発部門」の二つ。

(1)持ち運びやすく
(2)常温保存できて
(3)日持ちする

――を条件に10月14日まで市公式サイトの「静岡おみやげアイデアコンテスト」応募フォームから受け付ける。

審査員はマーケティングや料理、観光などの専門家が務め、書類審査を経て12月の公開プレゼンテーションで入賞アイデアを決める。両部門とも最優秀賞1点に10万円、優秀賞2点に各5万円がそれぞれ贈られる。
入賞外のアイデアも市のウェブサイトで概要を公開し、事業者からの問い合わせがあれば仲介する。

募集開始の記者会見で難波喬司市長は「浜松と言えば『うなぎパイ』、北海道でも仙台でも広島でもすぐに思い浮かぶ土産がある。
『静岡ならばあれ』となる商品が生まれるといい」と期待を語った。
【丹野恒一】

[毎日新聞]
2025/8/31(日) 15:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/403f8c08b1041a69921e305f3ad0b8c1b5d73f5c


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