【特殊詐欺】トー横で誘われた「海外で月78万円」の仕事は… 被害男性の1カ月
歌舞伎町の路上で知り合う
東京都の自営業の男性(29)は今年1月16日の未明、東京・歌舞伎町の「トー横」と呼ばれる一角の路上で、中国語を話す30代くらいの男女数人のグループに話しかけた。
知らない人に声をかけるのが好きで、スマートフォンの翻訳機能を使ってやり取りをした。彼らからは「香港資本の生命保険会社の社員だ」と自己紹介された。
しばらく話しているうちに、グループの中にいたジェイ(仮名)という男性から「台湾で保険を売る仕事をしないか」と誘われた。「電話で営業をするから、日本語を話せる人を探している」とも言われた。
月給78万円の好条件。かねて海外での仕事に興味があった。金額も魅力的だった。連絡先を交換して別れた。
カニやすき焼きを振る舞われ
数日後、ジェイ氏から食事に誘われた。その後も、頻繁に食事を共にするようになった。現金を札束で持ち歩くジェイ氏に、高級店でカニ料理やすき焼きを振る舞われた。時には、洋服を買ってくれることもあった。
「3カ月台湾で研修をする。住む場所は会社で用意する」「合わなければすぐに帰国してもらっても構わない」と、優しい口調で誘われた。男性も「良い経験になるのではないか」とその気になった。ただ、具体的な仕事の内容は「台湾で説明する」と言葉を濁された。
航空券とホテルは相手が手配
2月8日、男性は、ジェイ氏と成田空港から台湾南部の高雄市に出発した。航空券やホテルの部屋はすべて手配されていた。
現地で、外国語なまりの日本語を話す中国系の男性2人と落ち合った。…(以下有料版で,残り1360文字)
毎日新聞 2025/4/4 06:00(最終更新 4/4 06:00)
https://mainichi.jp/articles/20250401/k00/00m/040/194000c
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません